ナルコレプシーとは?その原因と症状は?

寝不足で眠くなることがあっても、
翌日ぐっすり寝れば睡眠不足は
解消されますよね。

でも、いくら寝ても眠い
寝ても寝ても寝たりず、
仕事中授業中寝てしまう

そういう経験はあるでしょうか?

ナルコプレシー(眠る男性)

その場合は「ナルコレプシー」を
疑った方がいいかもしれません。

あまり聞きなれないこの「ナルコレプシー」。

一体どういう症状のことをいうのでしょうか?
そもそもどういうものなんでしょうか。

今回は「ナルコレプシーとは?」について、
原因症状なども併せてご紹介していきます。

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ナルコレプシーとは?

まず、ナルコレプシーとはなんでしょうか?

ナルコプレシー(ベッド)

夜ちゃんと睡眠をとっているのにも関わらず、
日中になると強い眠気に襲われる状態を
過眠症」と言います。

その過眠症の中で代表的なのが、
ナルコレプシーというわけです。

特徴としては、日中の激しい眠気長い期間続き、
毎日起こることと、感情の変化で抜けてしまう
情動脱力発作」というものが起こることです。

会社や学校でこの症状が出ると、
周囲からは「怠けている」「たるんでいる」という
印象を持たれ、誤解されてしまうことも。

なぜこのような
状態になってしまうのでしょうか?

ナルコレプシーの原因とは?

実は、まだ原因は特定されていないのが現状です。

ただし、原因かもしれないと思われているものが
あるので、まとめてみました。

①ヒト白血球抗原(HLA)とストレスの関係

白血球血液型が関係しているのでは?と言われています。

通常、血液型をいうときはABO型を言いますよね。
これは赤血球の血液型を言っているんです。

同じように白血球にも血液型があり、
ヒト白血球抗原(HLA)」と呼ばれています。

この白血球の血液型、実は他の遺伝性疾患との
つながりもあるようで、研究が行われているそうです。

日本人では全体の12~38%が同HLAですが、
これを持っているからといって必ずしも
ナルコレプシーになる、というわけではないんです。

同じ遺伝子をもつ一卵性双生児の片方だけが発症する
というケースはそのことから分かります。

最近では、上記の遺伝子素因を持っていて、
且つストレスがかかることで発症しやすいことが
分かってきたそうです。

 

②タンパク質「オレキシンA」の不足によるもの

情動脱力発作を起こすナルコレプシー患者が
典型的なタイプと言われています。

その90%で脳脊髄液中のオレキシンAと呼ばれる
タンパク質濃度低いことが分かっています。

これは、脳内の覚醒系神経ネットワークや
筋肉の働きを制御する神経ネットワークと
大きな関係があるそうです。

そのため、このオレキシン濃度が低いために
働きに障害が起き、睡眠発作情動脱力発作
起こす原因ではないかと言われています。

 

原因はハッキリしていませんが、
少しずつ分かってきているようですね。

では、ナルコレプシーには
具体的にはどういった症状が起きるのでしょうか?

ナルコレプシーの症状

ナルコレプシーの症状は、
いくつかありますのでまとめてみました。

①日中の強烈な眠気と睡眠発作

一般的な症状

  • 時や場所を選ばず、突然眠ってしまう
  • 起きて数時間経つと再び眠気が再燃する
  • ほぼ毎日、3か月以上続く
  •  

    10歳未満の子どもの場合

  • 不機嫌であったり、落ち着きがない
  • 集中力低下
  • 過食や体重増加
  •  

    大人の場合

  • 通常通りに見えて、少し変わった対応をする
  • 対応中の記憶がない(総じて自動症という)
  •  

    上記が症状になります。

    小さいお子さんだと、上記症状
    気付く場合が多いそうです。

     

    ②情動脱力発作(カタプレキシー)

    ・喜怒哀楽などの感情変化が引き金で、
    全身の筋肉が抜けてしまう
     

    ・①が最初に起こってから1年以内に出ることが多い
    (この症状が出ない場合もある)

    症状が軽い場合

  • 呂律がまわりにくい
  • 頭が前に垂れ下がる
  • 膝がガクガク笑う
  •  

    ③睡眠麻痺

    ・寝始めや寝起きに金縛り状態になる
     
    ナルコレプシー患者はレム睡眠早く訪れるため、
    全身の筋肉が動かず、尚且つ何らかの原因で意識が
    あると金縛り状態になってしまうそうです。

     

    ④入眠時幻覚

    ・③と同時に起きやすく、現実感のあるこわい幻覚を見る。
    (怪しい人影や化け物に襲われるなど)
     
    ・幻覚時に睡眠麻痺が起こっていると体が動かせず、
    より恐怖体験となってしまう

     

    様々な症状があることが分かりますね。

    全ての症状が出ることはほとどんないですが、
    病気の進行具合で①②は必ず起きてしまいます。

    また③④は健康な人にも現れたりするため、
    ナルコレプシー特有というわけではありません。

    ナルコレプシーの見分け方

    まず自覚症状として

    日に何度も強烈な眠気に襲われ、寝てしまう

    毎日続いて半年以上継続している

    楽しいことでもなぜか全身の力が抜けてしまう

    といったことがあるなら、
    ナルコレプシーを疑い医療機関へ行きましょう!

    病院では以下のような検査をします。

    ①睡眠ポリグラフ検査(ポリソムノグラフィ)
    体中にセンサーをつけて、
    脳波・筋電図・呼吸状態などを一晩寝て計る。

    ②睡眠潜時反復検査(MSLT)
    2時間毎に眠りやすさを調べる。
    ナルコレプシー患者は眠るまでに約8分程度で、
    すぐにレム睡眠状態になり、それが2回以上見られる。

     

    自覚症状で強い眠気があるからといって
    全てがナルコレプシーというわけではありません。

    他の疾患でもその症状が出るため、
    自己完結するのではなく病院での検査を行うことを
    強くおすすめします。

    まとめ

    なぜ眠くなるのか、どういう状況なのか
    ずっと苦しんでいる人多くいるそうです。

    会社や学校でも、このナルコレプシー
    疾患としての情報浸透しておらず
    怠けている勘違いされてしまうこともあります。

    それでは余計にストレスがかかってしまい、
    あまり良い状態とは言えませんよね。

    悩む前に、自分で判断する前に、
    医療機関へ行き診断をしてもらいましょう!

    その方が気持ち的にも、
    きっと落ち着けるはずです。

    早期診断、早期治療
    とっても大切だと思いました。


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