盲腸の初期の症状とは?子供で注意で注意することは?

子供の病気はわからないことがいっぱいで心配になります。

発熱やくしゃみ、鼻水に咳などでしたら、まず風邪を疑い、
寝かせたり、市販薬で様子をみたりなどできますが、
「お腹が痛い!」と言ったら、迷ってしまいます。

盲腸

食事が原因か、ウィルス性の食中毒か、もっと違うものか。

消化器系なら胃のあたりを抑えたり、お通じに
異常がありますが、それがなくて、下腹を
抑えてものすごく苦しんでいたとしたら…。

急性虫垂炎、俗にいう盲腸を疑いましょう。

私も中学生のときに急性虫垂炎になり、
急遽、学校近くの病院に運ばれました。

授業中でしたから、クラスも大騒ぎに。

盲腸の痛みは半端ではありません。

特に急性は早くしないと命に係わることも。

そこで今回は子供がもし盲腸にかかったら
初期はどんな症状で、特に注意すべきことは
何かを紹介していきます。

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盲腸とは?

まず盲腸とは何でしょう?

よく「盲腸になった」と言いますが、どうしてでしょう?

昔、虫垂炎の発見が遅れて、炎症が盲腸まで広がった状態で発見されたケースが多かったからという話が。

虫垂は盲腸(右下腹部の小腸から大腸につながった下部)の先に、突き出た5~10cmほどの、先端が閉じた状態の突起物で、長さが6~8cm、太さは鉛筆くらいです。

その虫垂が化膿のために炎症を起こすのが虫垂炎です。

盲腸は、腹痛・嘔吐・発熱などの症状がでる、急性虫垂炎のことです。

慢性虫垂炎という病気もありますが、これは盲腸ではありません。

急な腹痛により、早急な手術をしなければならない虫垂炎が盲腸なのです。

虫垂には多くの細菌が生息していて、腸内環境のバランスを保つ役割を負っています。

特にたくさんの善玉菌がいるので、腸内の健康に欠かせない存在に。

そこに細菌が侵入し、増殖を繰り返すことで炎症が起こってしまい、虫垂炎となるのです。

内蔵が収められている腹腔内は、腹膜という組織に覆われていますが、腹膜自体はとてもデリケートで、雑菌が入るとすぐに炎症を起こしてしまいます。

ですから、治療せずに放っておくと炎症で発生した膿や腸液が外に漏れてしまい、腹膜炎を起こす原因に。

腹膜炎が進行すると、雑菌が出した毒素が血液に入り込んで身体に回る敗血症を引き起こして、ショック症状、そして死に至ってしまうこともあるのです。

諸説、過労やストレス、細菌やウィルスによる感染とか、便秘なども挙げられていますが、原因はよくわかっていません。

医学的には、糞便(糞石)や異物、リンパ組織の過形成、まれに腫瘍などで虫垂の入り目が塞がったり、狭くなることがきっかけとも。

これによって、虫垂の内圧が上昇して血行が悪くなり、そこに細菌が侵入して感染し、急性の炎症を起こすと考えられているようです。

統計的には15人に1人が一生に一度かかる病気とか。

発症のピークは10~20代ですが、小児や高齢者も含めてどの年齢層にも見られ、男女差もないようですよ。

盲腸の初期の症状は?

では、盲腸の初期を判断できるでしょうか?

初期症状としては、腹痛・発熱・吐き気・嘔吐・食欲不振などが挙げられます。

大人では典型的な右下腹部の痛みより、激しい上腹部の痛みと吐き気・嘔吐で始まることも。

この場合、上腹部の病気に注意がいき、急性胃炎などに間違えられることもあるとか。

初期では下腹部の痛みが強くないので、この時点での盲腸の診断は難しいようです。

しかし半日もすれば右下腹部に痛みが移動し、歩く姿勢も背すじを曲げて下腹部を押さえるようになり、背筋を伸ばすことも困難に。

片足で軽く飛び上がると右足では右下腹部に激痛が。
上を向いて寝にくくもなります。

注意として以下のことが。

上腹部痛(胃のあたり)と吐き気があったら、胃の病気だけでなく、虫垂炎も疑う。

2.3時間経っても痛みがなくらないときは再診察を。

右下腹部の痛みが立っていても動いていても寝ていても続く場合は虫垂炎の可能性が。

我慢はいけません。

「たかが盲腸くらい」などど侮ったら大変なことになります。

初期の見極めが大事な病気です。
自己判断せず、診察をすぐに受けましょう。

子供の場合、注意することは?

子供が盲腸になったときに注意することは何?

まず小さい子供は早くしないと穿孔(お腹に破れている)になる例が多く、4歳未満の70%とも。

診断が難しくなりますから、とにかくすぐに病院へ連れて行きましょう。

初期症状は、腹痛と嘔吐、発熱、食欲不振、吐き気があります。

風邪の諸症状をと似ていたり、消化器系の病気(下痢や食中毒)などと思いがちです。

最初はおへその周りや胃のほうを痛がりますが数時間で吐き気は止まり、そして1~2日で痛みが右の下腹部に移動します。

トイレでの糞便などに異常がなければ、盲腸の可能性大です。

子供の場合、歩行は困難で前ががみになりがちです。

寝かせても動けず、横向きになって足を曲げます。

乳幼児では不機嫌でぐずり、右足を曲げるなどのしぐさが見られるとも。

腹部を触るときは、「痛いのはどこなの?教えて」など、やさしく語りかけながら、答えだけでなく表情の変化を良く見ることが大切です。

とにかく痛がる様子を見ているより、早めに治療を受けた方がいいでしょう。

自己判断は危険です。

もし違っていてもそれはそれ。

身体から発する危険信号はちゃんと理由があります。

盲腸は一刻を争いますので異常を感じたらすぐ病院へ連れて行きましょうね。

まとめ

盲腸での入院は1週間程度でした。

「おならが出たら言ってください」と言われたのですが、もう中学生なので恥ずかしくてただうなづいていたのに出たときはすぐに「出ました!」って叫んでいましたね。

盲腸は手術が当たり前のように思っていましたが、今は虫垂の役割の重要性がわかったため、あえて切除せず、薬剤で炎症を緩和する方法もあるようです。

手術も開腹の他に腹腔鏡手術もあり、傷の大きさや回復の度合いなどで、判断できるようですよ。

ただ、開腹はおおよそ2万円、腹腔鏡は15~20万円ほど掛かり、腹腔鏡は技術的にも高度なのでどこでも受けられるとは限りません。

子供の年齢や費用を考え、よく担当医と相談された方がいいでしょう。

「盲腸って左だよね」って言われ、自分から見ると右側に痕があって、ちょっと混乱したりします。

相手から見て左側にあって、自分からは右側。

右の下腹が痛くなったら盲腸の疑いがありますが、左側なら違う病気かもしれません。

子供がお腹を痛がったら、大袈裟と思われてもすぐに診てもらうべきでしょう。

市町村によっては子供医療助成制度がありますから、医療費を抑えることもできるかもしれませんし。

ひどくなって治療を長引かせないためにも子供の痛みを早くきちんと受け止めましょうね。

まずは初期の判断が大事です。


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